モンゴルが登場するまで「世界史」と呼ばれるものは無かったと歴史学者岡田先生は言われる。たしかにそれまでは「ブロック史」があるだけで、この表紙の図のように日本、中国、中央アジア、インド、中東、そしてヨーロッパというブロックがあった。

このブロックを見ると、日本が独立していたということ、かなり大きな国だったということが分かる。アメリカ大陸やアフリカの文明が遅れていたので、世界はこの6つのブロックが存在したと行ってよいだろう。

(平成27425日)