世界に150もの国があるのに、その中で日本だけが国民のほとんどが温暖化が怖いと思っていて、政府も政策の基本に二酸化炭素をださないことという異常な状態に陥っているのは、度重なるマスコミによる洗脳(放送法に反して、一方の情報だけ故意に流す)ということが直接的な原因ですが、もっと大きいのは、「温暖化が未来のことではなく、過去に帰ることだ」ということを知らないことと思います。

地球が誕生した時には二酸化炭素は大気の95%もあり、それが「命の食料」になったので、地球上に生命が誕生し、そして37億年が経過しました。その間、それは1万分の1より小さな割合でしたが、少しずつ命を失った生物が腐敗することなく、地中や海中に没し、その分だけ二酸化炭素が減少しました。

そして人間が登場したのですが、産業革命の前には一時、0.028%まで下がって、もう少したつと生物のご飯(二酸化炭素)がなくなるところまで来たのですが、そこで人間は地下にうもれていた生物の死骸(石炭)を掘り出して、空気中の酸素と結合させて二酸化炭素を空気中に戻すようになったのです。

そしてさらに、20世紀になって石油を使う産業ができて、さらに二酸化炭素が増えました。増えたスピードは200年で0.012%、つまり100年で0.006%、今ではとりあえず0.04%にまで戻しました。

とりあえず、生物絶滅の危機は人間が大気中に二酸化炭素を出す事によって避けられる見通しになりましたが、それでも、まだ「二酸化炭素不足」は深刻です。その一つに「地球は相変わらず氷河時代から抜け出せない」ということがあります。

地球という星は太陽から近いので、「冬でも地球上に氷がない」というのが普通で、時に太陽活動や地軸の向きの関係で冷えることがあり、8億年ほど前に第0氷河時代、3億年ほど前に第一氷河時代、そして今は第二氷河時代で、北極や南極、そして高い山の上に万年雪がある時代になりました。

その中で多くの動植物が震えています。人間は「衣服、家、暖房」がありますから、温帯の日本でも住むことができますが、もし他の動物と同じように「衣服なし、家なし、暖房なし」なら多くの人が日本から逃げ出すでしょう。

大きく曲がった政府の政策、温暖化報道、そして小学校の教科書のために、地球の歴史と人間の位置づけを大きく間違え、それがそのまま子供たちに伝わっています。大人の利権で、これほど学問的な間違いが定着したのも、子供を大切にし、子供にはウソを教えてこなかった日本では初めてのことを思います。

多くの日本人には「温暖化は未来のことではなく、過去に戻ることだ」というのは意外に思われるでしょうし、「二酸化炭素を増やすことこそが人間ができる大きな環境への貢献」とか、「このままいくと地球上の生物が絶滅する」とか、さらには「現在は寒すぎるので、少し温度を上げなければならない」などは真逆に感じられるでしょう。

でも、私たちは子供に「正しいこと」を教える義務があります。

(平成27218日)