少年法があって少年犯罪の場合は、場所、所属、郷里など少年が特定できることをテレビ、新聞、雑誌で報道してはいけないのに、週刊新潮は「事件の重要性を鑑み」と言って実名報道をした。一説に罰則がないから公表したとされている。

我々、民主主義の日本では法律は「国民相互の約束」であって、週刊新潮ごときがみずから判断して国民相互の約束を破る権利を与えていない。

「イスラム法」というのがあるが、あれは神の決めたことに従うのであって、「自分勝手に行動する」のではない。それに対して、現在の日本では「マスコミ法」が民主主義における国の法律の上にある。

ただ、週刊新潮という雑誌は、日本社会の汚穢のようなものであり、そこの社長も記者も社会の最下位にあり、軽蔑の対象であるというのも事実で、だからある意味で仕方がないところもある。社会は複雑で、そこにはどうしても「汚穢箇所」が必要なのだろう。でも多くの人が週刊新潮を軽蔑しなければならないだろう。

ただ、儲けのために法律より自分たちの判断が上と思っている。私は泥棒に「盗むな」とは言われたくない。自分が違法行為をして、「悪事だから」とは何事か。

(平成2727)