(データは表紙にあります)
女性の喫煙率は減りも増えもしていません(若干、減少気味です。左のグラフの赤い線)。
それなのに女性で肺がんでなくなる人はどんどん増えて、今や3万人にもなり、ガンのトップになりました(右のグラフの赤い線)。
これまで「喫煙とガン」の関係は男性に限られていました。それはフランスの平等と同じで、「男性だけが人間」という考えが医師の心の中にあるからです。
誰が女性を肺がんにしたのでしょうか? 胃がんが減っているように原因がわかれば少しは肺がんを減らすことができます。私は肺がんの原因を突き止めようと、タバコをまず否定し、排気ガス、室内のラドンなどを調べてきました。
(平成27年2月7日)