振り込め詐欺が無くならないのは、日本に7つの大掛かりな振り込め詐欺があるからと私は思っている。その7つとは、

1)1000兆円の貯金を借金といって脅す・・・財務省とNHK
2)
血圧が高いといって130まで脅す・・・・厚労省と製薬会社

3)温暖化が怖いと言って脅す・・・・・・・環境省と気象庁

4)コンピュータで歴史を隠す・・・・・・・東大教授など
5)
ゴミが溢れると言って脅す・・・・・・・自治体、朝日新聞
6)
外来種が生態系を破壊すると脅す・・・・自治体、環境運動家
7)
燃料電池自動車はエコカー・・・・・・・経産省とマスコミ
ですべて「官製オレオレ詐欺」である。ウソに基づいて国民を不安に陥れ、税金、公的研究費、受信料などを取り上げる詐欺だ。このことについてはシアターテレビジョンでも解説をしたいと思っている。

でも、さらにその背景には「何も考えずに、言われたとおりしろ」という日本社会の風潮がある。それがJR東海だけにあるというわけではないが、何しろ多くの国民に接する鉄道だからその影響は大きい。

先日、電車に乗っていたら、車掌が放送で、「降車駅が近づいたら忘れものをしないように、早めにドアーの近くに移動してください」と言ったので、「俺たちは幼稚園児か?」とびっくりしていたら、「降車されたら、黄色い線の内側をお歩きください」としつこい。

実際に降りてみると、駅員が偉そうな顔をして黄色い線の外側に立っている。乗客は安全を考えることができないから黄色い線の内側を歩けとあれほど繰り返していたのに、駅員は線路側にいる。

かつて、航空機もそういうことがあり、「座席に座れ、ベルトをしろ」という機長の指示があってもスチュアーデスは乗客がベルトをしているかどうかチェックしていたが、そのうち、スチュアーデスも人間であることがわかり、今では「ベルト着用の指示がありましたので、乗務員も着席しますので、ご自分でベルトをお願いします」と大人に対する注意としては常識的になった。

私の講演会でも司会の人が「携帯電話の電源を切ってください」、「飲食は禁止されています」、「講演中の撮影は・・・」と数限りない注意をする。それを聞いていると、私が話すことを聴衆が理解してくれるのか、そんなに子供なのかと不安に思うことがある。

ところで、文句をいいついでにもう一つ。

私が日常的に乗っている中央本線では、「駆け込み乗車は危険ですから、絶対にやめてください」を繰り返している。でも「駆け込み乗車」は一向に減らない。それは乗客が注意しないのではなく、車掌が乗客のことを考えず、上から目線であることによる。

列車が駅に到着するとドアーが開き、30秒程度すると発車のベルがなる。ベルが鳴り終わってすぐドアーが締まるのかと思ったら、10秒ぐらいは閉まらない。何をやっているのかと見ると、列車から数歩離れたところにベルのボタンがあり、ベルを鳴らした車掌はそこから数歩歩いて列車に乗り込み、笛をピーっと鳴らし、さらに厳かに「発車、オーラー」と叫んで指差称呼している。

だからベルが鳴り終わってドアーが締まるまで10秒もかかる。一方、乗客の方は階段を登ってホームにでると、そこに列車が止まっている。ベルは鳴っていない。乗客はベルがなっていないし、ドアーは空いているので、乗る。

車掌も乗客も同じ人間なので、車掌がベルのボタンから離れて数歩あるき(階段からの距離とほぼ同じ)、指差称呼している時間に乗客は「駆け込み乗車」ではなく、「堂々と乗車」ができる。

ところがドアーに半分乗ったところでドアーが締まりかけて驚き、さらに車内放送で「駆け込み乗車はしないでください」と厳しい声が響く。駆け込み乗車とはいったいどのタイミングのことを言っているのだろうか? 特に名古屋駅では列車が発車する時と、到着するときに同じベルがなるので、階段を登っている時にどちらかはわからない。

「アホ」と言いたいことがある。人の状態を想像することができない人が上から目線で「お前ら、乗客は命令を聞け」とばかりなので、鼻白む。これでは老人ばかりではなく、そのうち若者のオレオレ詐欺被害者が増えるだろう。説明したり、考えたりさせない社会なのだから。そのもっとも典型的なものが「クールビズ」だろう。どんな国でも私服の規制(日本では空気が規制より強いから)する国はないだろう。なんと野蛮な国になったものだ。

(平成261220日のち修正)