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私はこのブログで情報を発信しているが、NHKや朝日新聞の情報内容とずいぶん違う。なんで比較的、簡単な情報でも、こうも違うのか?と思い、なぜこのような差がでるのか、考えてみた。

結論から先に書くと、私は次のように思う。
1)武田は情報が難しくても易しくても、できるだけ事実に近く伝えたいと思っている、

2)NHKは国民に易しく情報を伝えなければならないと思っている、

3)朝日新聞は国民が喜ぶ情報を伝えるのが良いと思っている。

情報をできるだけ正しく伝えるのは結構、難しい。「減塩食」は「ヘルシー」とは関係がないとか、「森林はCO2を吸収しない」というような簡単なことでも、社会に誤解があることも一つだが、なかなか事実を説明するにはいろいろな角度から整理しなければならない。

その点、NHKの説明は、「国民に易しく伝えるには」ということで、混乱を避けるために「政府と同じことを言う」という考え方だ。政府が「1000兆円の債務は子供たちの債務だ」と言えば、それがたとえ債権であっても、債務と放送する。

厚労省が血圧が低い方が良いと言えば、良いという御用医師を連れてきて解説をする。そうすると、国民の方は対立した考えを聞かないから、楽だし、第一、政府も同じことを言っているので、さらに考えなくてよい。つまり「考えずに、どれも政府の言うとおりに動く国民」の養成にもなる。これがNHK会長も言う「政府が右と言ったら右」という情報の伝え方だ。

国民の多くも面倒なことを考えるより、政府の言うことをそのまま信じればよいから簡単で、事実と違っていても構わないという考え方で、受信料を取っている。戦争の前、これが「大本営発表」だったが、それを今に踏襲している。

もう一つ、ほぼ同じ方針だが、NHKは「空気を伝える」というのをモットーとしている。STAP事件では責任者は若山氏でも、「日本の空気」が「小保方憎し」なら、小保方さんを叩くというやり方だ。それに似た方法をとったのが大麻報道やタバコ報道で、現実に痲薬であるとか肺がんになる可能性があるとかより、「みんなが麻薬と思っていれば麻薬」と伝え、「みんなが肺がんになりやすい」と思っているから肺がんと伝えるという方法だ。

これで「脱法ハーブ」が生まれたが、それをNHKの放送の責任にはしない。だから、空気報道というのはなかなか放送局としては良い選択でもある。

それをさらに強力にやったのが、朝日新聞だ。朝日新聞は事実を伝える気は一切なく、「国民が知りたいと思っていること」を捏造しても伝える。NHKは「空気としてみんながそう思っているものを事実と違っていても放送する」というのだが、朝日新聞は、「みんながそういう方向で読みたいと思っている記事を創造する」という手法だ。

戦前はアメリカと対決していたから「野球は日本精神を破壊する」と報道し、戦後、アメリカに占領されると「野球こそ青少年の教育に最高だ」として甲子園をする。日本が反戦的雰囲気になれば左翼を盛り立て、慰安婦事件、南京虐殺を創造する。さらに、環境問題に興味がわけば地球が破壊されているというウソを書く。

なんでもOKで、読者が「そうありたい」と思うことを捏造して記事を作り、読者はいい気持ちになるから朝日新聞を買う。理由は分からないが朝日は読みやすいという。それは「こんなことがあるはずだ、あってほしい」と思う通りに記事を捏造するのだから、読んだ方も気持ちが良いに違いない。

でも、戦争を煽った朝日新聞(戦前は主戦派だった)のために戦争で310万人が死んだ。大本営型のNHK報道、迎合型の朝日新聞による災厄は甚大だが、それは同時に「考えたくない、自分の考えの通りの記事を読みたい」という日本人の希望だった。

現在でも、少しでも意見が違うと、その人の意見を聞こうとせずにバッシングに走るところを見ると、「楽にしてくれ、気持ちよくしてくれ、死んでもよい」というのが案外、日本文化なのかも知れない。

(平成26913日)