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この世に図抜けたものはあるものだ。かつて駅弁と言えば信越線の軽井沢の少し東の「横川の釜飯弁当」に決まっていたが、数年前、富岡市の青年会議所で講演をしたとき登利平(とりへいと読むと思う)の「鳥めし弁当」というのを頂いた。

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いやはや、その美味しいこと、普通、美味しいまずいは個人によって違うと思っていたが、これほど美味しくなると個人差を通り越しているだろう。

今日、高崎でやはり合同の青年会議所のエネルギーのシンポジウムに出て、帰りに鳥めし弁当をいただいた。そして懐かしいやら美味しいやら、旅の疲れも一辺に吹き飛んだ。

人間は生きるために食べる。でも、このぐらい美味しくなると精神的作用が大きい。栄養などと言うより、味と、このような味まで到達した弁当作りの人に大いに敬意を表したい。仙台の牛タンも似たような歴史を持っている。

そして、てっきり富岡のものと思っていたらお店は前橋だった。

(平成2595日)