福島原発から大量の汚染水が漏れている。そして多くの日本人がその影響を心配している。
原子炉では放射性のセシウムとストロンチウムがほぼ同じ量(約6%)生成し、半減期も約30年と近い。ただ、地上に舞い上がるのはセシウムが多いが、ストロンチウムは舞い上がらないので地下に向かう。
ストロンチウムは骨に蓄積して疾病の原因になり、サカナの骨に蓄積すると考えられるが、測定値が公表されない。政府、自治体、国立研究所などはその責任を果たし、ストロンチウムを測定して公開し、国民の疑念に答えてもらいたい。
(平成25年8月14日)