リサイクル工場の悪臭で税金を使った工場が停止している。
「国の補助金を使って2012年に建設された、東京都内最大級の民間生ごみリサイクル施設「八王子バイオマス・エコセンター」が、悪臭の苦情が相次いだことで今春以降、停止している。再稼働の見通しは不透明だ。」
補助金事業は「税金を知り合いに配っている」と言っても良いもので、こんな事をくり返していては税金は足りなくなり、増税、また増税となる。「足りないから増税」というのは実に奇妙な論理で、収入より多くのお金を杜撰に使ったら破産する。でも政府は「杜撰に使ったから無くなった」と言えば国民からお金を取れると思っている。
自民党もお金を官僚に出さないと政治ができないから弱腰だ。そして「財政健全化」というのも実に奇妙な言葉で、予算を決めることができる政府が自ら「財政を赤字」にして、「赤字になったから不健全」と言い、「不健全を健全にするために増税」すると言っている。
ということは、増税するとまた使って「財政を赤字」にして、「不健全」と言い、「健全化」として「増税する」ことになる。つまり、今年も赤字を増やしているのだが、「健全化」するとしている年に「使いすぎ」をしているのだから、増税しても不健全の人が健全になるはずもない。
(平成25年8月9日)