アメリカもフランスも電気の消費地の近くの川の上流に原発を置く。
日本は東京から300キロも離れた新潟に東京の人が使う電気のための原発を作る。
地震も津波もなく淡水で冷却できる琵琶湖を使わずに、すぐ北の若狭湾に14基も作って、「安全」という。「安全」なら琵琶湖が良い。
相矛盾したことを二つ同時に言っても心が痛まないのは「両価性」だ。
これで原発審査ができるはずもない。「安全」ではないことが前提になっている。
お金で子どもの危険を背負い込む日本の親になってはいけない。
(平成25年7月12日)