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明治以後の日本は大きな戦争を2つ、小さなものを二つ行った。その大きな戦争は日露戦争と大東亜戦争だった。日本が「侵略戦争」をしたという反日日本人の表現が正しければ、まずはこの2つを検討しなければならない

まず日露戦争だが、この前の記事に書いたように日露戦争はロシアの侵略に対して、中国(清)も朝鮮も戦わなかったので、やむを得ず日本が戦った戦争だった。清は軍隊を持っていたが戦わずに満州をロシアに渡し、朝鮮は戦うだけの軍隊を持っていなかった。

教科書裁判で有名で、本人はともかく反日日本人を育てた家永三郎さんは、その著書の中で、

(日露開戦を決め)天皇は大奥入御の後も御悲しみのためしばらく御言葉がなく御目には御涙をたたえさせられていたと伝えられる」(家永三郎、『新日本史』(1947冨山房)

と記録している。家永三郎さんはその後、反日側に立ったが、記録自体は否定していない。だから、日露戦争は侵略戦争ではなく、自衛戦争であることで誰も異論が無いだろう。

次に、大東亜戦争(太平洋戦争・・太平洋での戦い、第二次世界大戦・・世界全体の呼び名)は、敵将のマッカーサーが「自衛戦争」であると言っている(このシリーズの記事の最初)ので、日本人としては「自衛戦争」で良いと思うが、それでも反論があるかも知れない。

大東亜戦争で日本が戦ったのは、北の方から地域(相手、元々の国)
ソ連(ロシア、満州、千島、樺太方面:旧清、旧日本領土)
中国(中国)
フィリピン(アメリカ:旧スペイン、旧フィリピン人)
インドシナ(フランス:旧安南国、ラオス王国、カンボジア王国)
シンガポール(イギリス:旧マラッカ王国)
マレーシア(イギリス:旧マラッカ領土)
インドネシア(オランダ:旧マタラム王国)
ハワイ(アメリカ、旧ハワイ王国)
である。

中国を別にすると日本が戦ったのは「白人による石油などの資源の禁輸措置」に対して「侵略者の白人」を攻撃したのであり、もともとの国の国民を侵略したのではない。

また、朝鮮、台湾と日本が戦ったことはない。従って、日本が「侵略戦争」をしたとするともしかすると中国だけであり(後に中国に対する戦争を解説する)、その他の戦争は反日日本人でも「侵略戦争」とは呼ばないだろう。

もしこれを侵略戦争と呼ぶとすると「侵略者を攻撃すること」を「侵略戦争」と呼ぶことになるが、これは不適切である。

ということで、日露戦争も大東亜戦争も全体としてみれば侵略戦争ではなく、やや疑いがあるのが日中間の戦争だけということになる。この点ではどんな日本人でも、韓国人でも異議はないだろう。

(平成25616日)