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靖国神社の参拝問題が毎年のように再燃する。今年はやや右傾政府なので、軋轢は増えるだろう。この問題のキーワードは、

1)戦争で国のために命を捨てた人を後世の人が弔うのは当然、
2)どのような形で弔うかはその国の自由、

という「日本から見た当然のこと」と、

3)靖国神社には「戦犯」奉られている、
4)戦争で被害を受けた国民の感情を考えろ、

という「中国、韓国から見た当然のこと」の2つがある。

そこで、まず話し合うのは、
5)「戦犯」と言うけれど、東京裁判などの「負けた国を勝った国が裁く」(原爆投下は勝った国がやったので、同じ事でも戦犯にならない)ということをどう解釈するか、しかも判決の主体は白人、
6)日本から見ると第二次世界大戦は「有色人種の解放」という大きなことを成し遂げたが、その成果とその過程における不適切だったことの処理、
7)すでに戦後70年を経るが、何年間、「忘れられないのか」という問題、
でしょう。

これらの問題を日中韓で話し合うのが前進的ですが、政治的にまだ話すことができないというほど弱い精神力なら、いがみ合って行くしか無いが、それはアジアのためにはならないのではないか?

さらに日本国内の問題としては、長く反日報道を続けてきたNHKと朝日新聞は、自分たちの意思で反日活動をしてきたのですから、それが正しいと思っているはずです。そらなら「なぜ反日活動が正しいのか」について正々堂々、主張をしてもらいたいと思います。

(平成25425日)