原子力関係の国の予算は1年で4500億円あります。そのうち700億円を福島を中心として苦しんでいる農家や漁民の作物などに使えば、生産者も助かります。それなのに原子力村はお金を一切出さず、汚れた食材を子どもに食べさせるのに熱心です。
この4月から「福島県産の「野菜」を 給食 に 取り入れる 市町村 には、「食品購入費」という 補助金が出る」ということになりました。なぜ「福島産」だけを優遇するかというと汚染されているからです。「風評」ではありません。もし「風評」というなら、1)これまで汚染された食材をどうしたのか? 2)出荷する食材のベクレル表示、はどうしても必要だからです。
大人は汚染された食品を食べたくないので売れ残る。だから子どもに強制的(給食)として食べさせるという方法です。しかも「安全だ」ということだけをいって「数値」は公表しないようです。
今まで日本の食材は世界でも誇ることができるぐらいに衛生的で安全でした。農薬の基準も厳しく、化成肥料すら忌避するようになっていましたが、この決定に政府ばかりではなく、福島県や教育委員会も支持しているのです。
給食に出すぐらいなら、まずはスーパーで強制的に福島産の食材を買う法律を作るべきです。原発の事故は大人の責任ですから、どうしても子どもを被曝させるぐらいなら、大人が被曝しましょう!
(この重要な問題をときどき、このようにレベルの低い記事を書かなければならないというところに福島原発事故の異常さがあります。)
(平成25年3月18日)