「joseikoufukuheiekitdyno.67-(10:30).mp3」をダウンロード

社会や国家に対する女性の最大の任務は「2人の子どもを産むこと」でした。昔から国の力は「人の数」でもあり、夫婦2人で2人の子どもを産んでくれないと人口が減少するからです。国は基本的には国が衰退することを望まないからです。

そこで、女性は子どもを2人産むのですが、ということは産前産後で、10月10日の2倍かそれより少し多い時間の自由を失うことになります。この世は男女でできていますから、女性が1年半から2年の時間を費やして国家のために任務を果たすのですから、それに応じて男性も人生の時間を国家に捧げなければなりません.

それが男性の「1年半から2年の兵役」になりました.つまり、おおよそ25才までに女性は二人の子どもを産み、男性は兵役を終えてそれぞれ国家に対する最低の任務を果たします.

25才から50才までの25年間、女性は子どもを育て家庭を守り、掃除、洗濯をして子どもを育て、男性は戦場にでて命を捧げます.個人の人生や幸福はもちろん大切ですし、国家の安全がもっとも大切だからです.

そして50才を過ぎると、女性は娘がまた2人の子どもを産んでいますから安心して人生を終えることができ、男性は戦場で死に、あるいは傷つき、あるいは戦友を弔いながら人生に終止符を打ちます.

ところが寿命が延びて女性は50才以後、つまり閉経後の人生が長くなり、男性も定年後の時間が多くなりました.この問題はとても大きいので別の機会に譲るとして、まずは戦争があった時代の男女の役割分担を知ることは、現代の男女の問題を理解するのにとても大切なことです。

戦争が終わり平和が訪れ、男性は兵役も戦場も無くなりました.その勢いがそのまま続いていたのが、戦後の高度成長からバブルまでの時代で、戦場はそのまま職場となり、帝国は日本株式会社となって企業戦士が誕生したのです.

そして今、男性は企業戦士でもなくなり、すっかり「存在意義」を失ったのです.現代の女性問題は男性の価値の喪失と深く関係しています.第一回のこのシリーズに「現代女性の問題」を5つ示しましたが、実は男性の深い悩みがその裏にあって女性を苦しませているのです.

つまり現代の女性問題が根深いのは、女性が子どもを産み、仕事をするという相矛盾したことをするようになったからばかりでは無く、男性の価値と50才以後の人生の二つの矛盾が絡み合っているからです.そのことを男性はうすうすは気がついているのですが、プライドもあり黙っているので表面化していないのです。

だから女性が幸福になるためには、男性の問題を解決する必要がありますが、男性は特に困っていないので解決に消極的で、女性は女性の問題としてとらえているので、苦しむというのが真実の姿なのです。

(平成25218日)