先回の食材シリーズで「日本が太平洋に放射性物質を流したのは残念だ」と言いましたが、読者の方から情報をいただきました.
「20世紀半ばから始まった核兵器開発や原子力発電など核開発の初期に、各国で廃炉になった原子炉、使用済み核燃料等の高レベル放射性廃棄物などの放射性廃棄物が海洋投棄された。
1946年 アメリカによるカリフォルニア沖への海洋投棄(最初)
1975年 高レベル放射性廃棄物の海洋投棄が禁止、
1993年 全面禁止。
海洋投棄の大半は1973年から82年の間に実施され、太平洋北東部、大西洋北西部と北東部、北極海、太平洋北西部に集中、放射能の総量は8.5京ベクレルと推定されている。」
福島原発から出た放射性物質は約100京ベクレル.その9割が太平洋にでたと考えられるので、世界各国が海に投棄した放射線量の総量の10倍にも当たる.申し訳ない.
(平成24年12月24日)