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(この記事は音声が主体です)

福島県が主催した「県民健康管理」の秘密会議は、税金を払っている私たちが主人なのか(民主主義)、それとも秘密国家なのか、疑わしい問題を正面から提起しました。また、この問題の明らかな違法性は、

1)原子力基本法で定める「自主、民主、公開」の原則に反すること、
2)医師の倫理に反すること、
3)福島県の役割に関する公務員倫理法違反、
にあると考えられます。つまりハッキリした犯罪行為であるということです。

しかし、秘密会を計画した県、およびその委員会に出席した委員の人は「自分たちが正しい」という「確信犯」なのです。それは間違ったエリート意識、パターナリズムで「この道路は80キロだが、俺は偉いから時間を損失するのは国民の損失だ。だから俺は160キロで走る」という論理と同じです。

ところで人間は「自らが意識している不当性」を間接的に指摘されると、その人は猛烈に反撃をします。それは自らの違法性、不当性にすでに気がついているからです。特にエリートは常に自己矛盾に気がついていますから、自らが意識している不当性についての防御能力が高いのです。

(平成24104日)