上司から言われて「答えを間違えると弱い電気ショックを与える」という実験をする人.その人は被験者が間違うと電気ショックを与えている内に、被験者が電気ショックに反応しなくなっても、さらに強い電気ショックを与えようとするという心理学の実験が知られている.

 

「人間は命じられたり、命じられたと錯覚すると、どこまでも残酷になれる」という心理の実験の一つである.

 

福島原発以後、子供のに対して「大丈夫」を繰り返し、1年20ミリ、給食1年5ミリ、食材1年500ミリと畳みかける文部科学省はまさにミルグラムの実験が当てはまっている人たちのようだ。多くの自治体や市長も同じ残酷さに染まっている.

 

日本人は子供を大切にした.でも今は、年金、赤字国債、福島原発、世界一の規模の柏崎原発、ウソの温暖化対策と子供を犠牲にして大人がお金を貰おうと必死になっている.私たちは善良で誠実な日本人、子供を第一にする日本人に帰りたいものだ。

 

群馬大学が憲法で定める学問の自由を逸脱して、「福島の農家の方の感情」を問題にして教授に注意を与えたという。「汚染された食材を法律で定めた限度を大きく超えて食べさせられる子供の感情」との比較はしたのだろうか? 文部科学省や日本学術会議は大学が行った学問の自由の逸脱に関し、声明を出すべきだろう.

 

(平成23128日)