横浜市の公共施設が販売していた干し椎茸から実に2770ベクレル(1キロあたり)という高いセシウムが検出された。今までも汚染されているのではないかと何回も指摘されていたが、横浜市は市長が「放射線は大したことはない」と言い続け「被曝しても大丈夫」というパンフレットを税金で作っていて測定が遅れた。

 

給食の担当者は「カロリー」を示すのではなく、「ベクレル」を示さなければならないと私は言ってきたが、原発事故以来、食事の提供者のもっとも重要なことは汚染を測定することだ。青酸カリの1000倍以上の毒物が含まれているのだから。

 

それでも、横浜市は「すみません」と言い、「健康に影響はない」と言い訳をしている。これで市民を守る自治体なのか? 被曝した子供は横浜市が謝ると被曝が減るのか?? 

 

例によって横浜市は「子供は椎茸だけしか食べない」と仮定して計算しているが、すでに横浜市の給食の牛肉からかなりの放射性物質が出ているし、空間線量率も高い。

 

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この事件の持つ意味は大きい。自治体が自分の責任で「大したことはない」と言い続けてきたのだ。そして横浜市の場合、市長がその先頭に立ってきた。なんと言っても市長だ。それなりの判断があったはずだから、市長の辞職は当然だろう。

 

それとも市長は干し椎茸を食べた子供たちの体内に入ってセシウムを回収して欲しい。もちろん、そんなことはできない。できないということは今まで市長が言ってきたことはまったく無責任だったことが判る。

 

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子供たち、孫たちを被曝から守ろうとすると、横浜市長に「モンスター」と呼ばれるが、喜んで呼ばれよう。被曝から子供を守ろうとする人をモンスター呼ばわりする人など、日本人ではない。その人たちからモンスターと言われるのは名誉なことだ。

 

かつて、私は大手の週刊誌に「1年1ミリシーベルト男」と名指しされたが、名誉なことだ。1年1ミリは法律であり、国際的な約束であり、あの東電すら従業員に1年1ミリを守らせるためにお客さん(国民)に多くの人件費を負担させていたのだ。

 

幼稚園長、小学校校長、教育委員会、文科省大臣に大いに「モンスター」と呼ばれようじゃないか。彼らはやがて責任をとって横浜市長とともに辞めて行くだろう。

 

(平成23115日)