世田谷でラジウムが見つかってビックリ、足立区のプールで高線量が見つかってビックリ、また柏でビックリ! なぜ、こんなに数ミリシーベルトのところが出たと言ってビックリしているのでしょうか?
至極、当たり前の話です。「測定が必要」と思っているのに「測定しないで大丈夫」と言っている偉い人が多くいるからです。福島原発から80京ベクレルという途方もない放射性物質が漏れたのですから、北は岩手から南は静岡までの太平洋側の都県は細かく汚染を測定しなければならないのは当たり前です。
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「神様」と言っても良いし、「大丈夫おじさん」と言っても良いのですが、福島原発事故が起こってから突如、「測定しなくても俺には判る」という人が大勢出てきて、不安を煽っているのです。新聞・テレビも「大丈夫」と言っておきながら、汚染が見つかると大騒ぎというのを繰り返しています。まるでマッチポンプですね。
不安を解消し、ビックリしないためには市役所の人、5人ぐらいをあて、国は原子力予算の500分の1(10億円規模)を投じて、3ヶ月ぐらいで詳細マップを作っていればビクビクする必要はなかったのです。
今からでも、子供のために、至極、当たり前のことをしてください。
(平成23年10月23日)