今日、2番目に書いたブログに「福島のものは移動できない」ということを書きました。それなら「福島の人は?」ということで、ご心配のメールが多数きました。
もちろん、正しくは、「福島の中で1時間0.6マイクロシーベルトを超える恐れのあるところは知事が管理区域に設定し、もし管理区域の中に住むなら、そこから出るときに人の検査が必要。また管理区域の中の人は、線量の測定と健康診断が必要。」ということです。
もともと東電が汚染し、知事がやらないという無策が原因です。ソ連でも1年間5ミリを超えるところは強制退去だったのです。「心が傷つく」とか「差別」という話がでてきますが、まったく異なります。私も福島が除染されず、放射線の高いところにお住みであることに心を痛めています。
でも、一般の人が福島の人を強制移住させることはできません。これは福島の人が決断することですが、その時に第一に法律を守ること、第二にそれができなければどうしてできないのか、どこまで汚染を許すのかを明確にしなければならないと思います。それが福島知事の役割だからです。誤解を生むといけないので、音声もお聞きになってからご意見をお寄せください。
(平成23年9月27日)