タバコに関する一連の記載は「タバコを認める」というような「方向性」を持ったものではなく、「自分の健康ぐらいは自分で考える」という「大人としての日本人」を私自身が探っているものです。

 

先回の結論が見かけ上「タバコ容認」とみえたようですが、まだ途中段階で、次回はまったく正反対になる予定(現在はまだ解析中で一部のデータがそろっていない)です。くれぐれも「結論ありき」としては考えないでください。

 

私の問題意識は、タバコは臨床的には害があるということは確定していますが、それでもいろいろなことでタバコを吸うことが大切な人もおられます。その中で、日本人は自ら自分の健康を考えて行動できないので、禁止するとか700円にするなど「政府のご指導」がなければそれもできないのか、それともなにか別のことがあるのかを明らかにしたいと思っています。

 

このブログを明らかに曲解して伝えている方もおられるのですが、誤解もあるようです。この記事のタイトルに「大人になるチャンス」とつけたのは、「自分の健康を自分で考えることはなぜできないのか?」というテーマだからです。

 

暫く、ご辛抱願います。

 

(平成2399日)