チェルノブイリでは原発から少し遠いところの牛乳を飲んだ子供たちから大量の甲状腺がんがでました。

このことがあるので、私も牛乳については慎重に調査をしていましたが、どうも危険なようです。

大手の販売会社は多くの親が心配しているのに、汚染状態を公開していませんし、「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」をまぜて、ベクレルを規制値以内に納めているという情報もあります。

つまり、政府が「規制値を下回ったものを拒否するのは風評」と言い、それにのって業者が汚染の公表を避け、さらには「混ぜてベクレルを下げる」ということもなされるでしょう。

もちろん、政府も業者も「罪の意識」がありますから、発表しませんし、マスコミの調査も隠されているようです。悪いことをしているという気持ちはあるのです。福島などの牛乳について多くの人が不安に思っているのですから、出荷する時にはバッチ(一つのタンク)毎に測り、それを公表すれば、むしろ牛乳の販売も順調にいくと思います。データを隠せば隠すほど、事態は紛糾するでしょう。

牛乳は産地が限定された少し高めの牛乳を買ってください。

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【業者の方へ】

原発近くの牛乳のデータと物流について、すべて公開してください。

食材の安全と安心を得るには「正直で誠実」であることだけが求められます!!

汚染された牛乳を飲む子供たちとともに、一度、信頼を失うと、日本の酪農業には将来とも大変な打撃です!!

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千葉県柏市の焼却灰に7万ベクレルの放射性セシウムが検出されました。

おそらく半減期が短いヨウ素はそれほど無いと思いますが、ストロンチウムは測定されたかどうかは不明です.

いずれにしても、福島原発事故当時から柏市の放射線量はたかく、放射線のチリが柏市に流れたのは間違い無いと思います.

このことは早くから柏市にある東大やがんセンターの測定値が示していましたが、柏市は頑として市民の声を聞かず、「被曝してくれ」の一本槍でした。

かくして対策は遅れ、市民が除染したものが、焼却灰に入り、その処理に困っています。3月から対策を練っていたら、今頃はいろいろなことが解決していたでしょう.

東電がばらまいた放射性物質からの被曝を市民から守るのが市であり、被曝させるために柏市があるわけではありません。

そして焼却灰に放射性物質が入った原因を「市民が被曝を避けるために除染するから市が迷惑を被った」と発表するのですから、いったい誰の税金で市を運営しているのでしょうか?

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【柏市にも誠実を求めます】

柏市の役人の人。これまで市民が高い市税を払って暮れていたのですから、せめて被曝を避けるように全力を尽くしてください。

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誠意のある日本、それこそが私たちが子供たちに引き継ぐべき大切なことでしょう。

(平成23711日 午前9時 執筆)