「できれば待避した方が良い」と言われても、生活もあり、学校もあり、なかなか思うようにならない人が多いと思います.

そこで、私の大学(中部大学)の卒業生がとても有用なデータをメールで提供してくれました。

・・・結論・・・

1)     被曝を防ぐには「花粉」、「黄砂」を防ぐのと同じ、

2)     「蔭」を作り「表」を避ける事、

3)     「家の中」はあまり防護にならない、

4)     マスク、衣服を丁寧に拭くなど「花粉を飛ばさない」のと同じ、

です。放射性物質は目に見えませんが、「花粉と黄砂」の経験を活かしましょう。

・・・・・・データ・・・・・・

私にデータを提供してくれた中部大学の卒業生は車で茨城県北部の友人のところに3月26日に行き、手元の測定器で放射線(ガンマ線)を測定してくれました。そのデータです.

彼は工学部出身なので、現実にメールでいただいた記録は、測定器のメーカーなど詳細に渡っていますが、要部をご紹介します.(すべて1時間あたりのマイクロシーベルト)

  埼玉-茨城県北部(高速)    0.2

  茨城県北部-いわき市(高速)  1~2

  いわき市一般国道        2~3

  いわき市友人宅         3~4

  常磐道トンネル内        0.2 

・・・・・・解釈・・・・・・・・

1)   埼玉からいわき市まで福島原発に近づくと確実に値が上がってくる(特に福島原発の南には風が吹いているから。(教訓)近づかない)

2)   トンネルの中は「蔭」になるので放射性物質の粒子も入りにくい(教訓:蔭を作る)

3)   家の中は防護にならない(換気をするから)

と言うことになります。また、一般国道より高速道路の方がわずかに少なく、これが意味があるかどうかは判りませんが、「低いところに放射性物質がたまりがち」であり「埃が舞い上がるところは放射性物質が多い」のも、花粉や黄砂と同じですので、有意差があるかも知れません。

放射性物質は目に見えませんが、花粉や黄砂は私たちが経験があるので、それを思い出して少しでも放射線をあびないようにできます。

子供の屋外での体操、野球やサッカーの練習はしばらく控えた方が良いでしょう。

「直ちに健康に影響はない」という政府の発表は「子供が屋外でスポーツをして良い」と言っている訳ではないからです.

(平成23329日 午後9時 執筆)