福島原発の状態が少し見えてきましたので、関東地方から東北の南部に住む人がどうしたらいいのかいうことを整理しました。

今、住んでおられるところで生活をしても良いのか、汚染されたものを食べて良いのか、何時、逃げなければならないのかを、まず数値で示します。

数値だけでは難しくなるので、4回目ぐらいから「やさしく文章で書いた解説編」もつけますが、根拠がハッキリしていないといけないので、数値を先にします。

また、1回で整理できないと思いますので、“その1”では「どのくらいの放射線まで大丈夫か」を、ほうれん草、水、海水からの取り込みのような内部被曝(体内)も入れて整理をしました。

“その2”では地域ごとの被曝量を示す予定ですが、今日の夕方になると思います。

この整理はわたくしが個人で考えたものであり、家庭のお父さんが家族のことを心配して計算したというようにとらえてください。

わたくしとしては誠心誠意やっていますが、人間のやることですから計算間違いなどもあると思いますので、基本的には他の情報も見て、読者の方が自分でご判断ください。

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まず第1に表を示しました。国際基準、国内の法律(放射線障害を防止する法律と規則(本当の名前は長い))、それにテレビの専門家がコメントしたものです。

「どのぐらいの放射線が問題か」というのは、1時間だけあびる人、1日の人、1ヶ月ぐらいは続くと思う人、1年は続くと思う人によって違いますので、2つの欄を作りました。

私はこれまで「1年ぐらいは続く」という前提で数字を出してきました。最初は空気中、それから食品、土、海水などに放射性物質が散って行きますから、それがおおよそ放射線が少なくなるのは1年ぐらいかかる(そう考えた方が良い)と思ったのです。

でも楽観的な人や外国産の食材だけを使う人、水道を飲まない人などもおられますから、1ヶ月で放射線が無くなるという環境の人は1ヶ月の欄を見てください。すでに放射線が観測されて1週間以上経ちましたので、1週間の欄は削除しました。

(何かのことで表が入りませんので、表は次の記事に入れます)

この表で最も中心は、日本の原子力基本法に基づいて作られた放射線障害の法律の下にある放射線障害防止規則の数値によっています。

放射線障害防止規則は長い間使われてきた規則で放射線を取り扱う仕事に就いている人の健康を守るためのものです。

今回の福島原発の事故では、自分の意志で仕事をするのではなく、いわば無理やり被曝しているケースですが、放射線に関する仕事をしている人も、無理やり被曝してしまった人も同じ人間ですから、健康を守るという点では同じ数値が基準として使えると考えました。

また、表の1行目の一般人の目安は国際勧告で共通的に言われているものです。日本もこれに従っていますし、日本にいる外国人もこの基準です

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国際勧告では、かならずしも1ミリシーベルト/年でなくても良いけれど、あまり離れないようにと各国に勧告しています。さらに、仕事をしていて管理されている人の10分の1にはしなければならないと言っています

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テレビなどでは「1ミリシーベルトは単なる目安だ」と言っていますが、それはこの勧告で「あまり離れないように」ということを受けています。

ただ、10分の1ですから、正確に言うと「男性は1ミリから5ミリの範囲」、「女性(妊婦を含む)は1ミリ」ということです。また妊娠する可能性のない女性(子供を除く)が男性と同じか、少し違うかは議論が終わっていません。

2行目の管理区域の数値は、個人の問題では無く職場とか自治体が関係する人を守るためにやらなければならないことです

つまり、0.6μS/hを越える怖れのあるところは、職場や自治体が管理区域を設定し、その人の「被曝した記録をとること」と、「健康診断をすること」が求められています。

今の福島市などは明らかに管理の義務のある放射線ですから、福島市は(現実にできるかどうかは別にして)、市民にフィルムバッチを配り、健康診断をする地域です(専門家として単に法律を説明しているだけです。私は現在、福島市長ではないから)

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また、この表では妊婦の内部被曝、つまりホウレンソウ等を食べたり、水を飲んだりした時の体内の被爆の限度を示しています。

「限度」ですから、法律的にはこれ以上、被曝させると管理者の罪になる数値です。

女性は妊娠しているかどうか一般的にはすぐわかりませんので、女性作業員は妊娠している可能性のある人を取っています。小さい子供もこれに準じて良いでしょう

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また、ここではテレビの専門家がこの程度なら安全だと言っている数値を掲げました。

わたくしはこのような数字には法律的な根拠はなく、個人的な判断だと思いますが、ほとんどのテレビに出る専門家が口をそろえて言っていますので、ここに示しておきました。

ただ、テレビの専門家の話をしっかり聞いたのですが、たとえば「100ミリシーベルトまで大丈夫」と言っておられる方とか「長期間では問題だが、短期間では・・・」などと解説しておられます

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それが1年か、1ヶ月かがハッキリしないので、ここでは1ヶ月に100ミリで計算しました。1年で100ミリでも他の数値とかけ離れているのは確かです

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また、専門家の人が国際勧告や日本の法律と違うことを発言されている真意は私には分かりません。

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以上のことから、体の外からの場合、国際勧告に従いたいと考える人、仕事の基準でも良いと考える人がいるでしょう。その場合は、男性は放射線が1年間続くと思っている人は5.71ヶ月で終わると思っている人は.68.4まで大丈夫です

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女性は2.3から27.6を限度とすると良いと思います。食品からなら妊婦で0.5から6.0の間ということが判ります

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これに対してテレビの専門家の方が正確だと考えられる人は、140ぐらいから1700ぐらいまで大丈夫です

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これらの数値と次の“その2”に出す予定の「どのぐらい被曝するか」を比較すると判断ができます。

ちなみに、「規制値」の列の単位はmSがミリシーベルト、yは年、mは月で、たとえば3m3ヶ月を示しています。

まず、急ぐのは福島県の職場や自治体は、もし0.6μS/hから7.2μS/hを越えるような怖れのある地域なら早期に「管理区域」を設置し、そこにいる人の被曝を測定するためのフィルムバッチを配り、健康診断の準備をした方が良いと思います。

(平成23321日 夜11時執筆を追記して翌朝8時アップ)