「あなたは右翼ですか?左翼ですか?」

と聞かれたら私は戸惑うだろう.靖国神社の参拝を支持しているというところから見れば右翼であるし、戦地で散って靖国に帰ってきた人の大半は労働者、農民だったから靖国は守りたいといえば突然、左翼になる.

私はどちらかというとアメリカ嫌いだが、それを表現するときに「鬼畜米英」と言うと右翼になり、「米帝国主義」と言うと左翼になる.

私は政治家でもないので、右も左もないが、もし分類されるとしたら「日本党」と言われたい。それは、

1)   日本人に誇りを持っている、

2)   日本列島は素晴らしいと感じている、

3)   日本が世界でもっとも伝統ある国家の一つと思っている、

などからだ。日本人も時に間違うし、日本列島を大地震や巨大台風が襲うこともある。でも、長い歴史と世界を考えると日本ほど素晴らしいところはない。

それはおいおい整理をしていくこととして、同時に日本人と日本社会、そして日本の自然は多くのことで突出している.なぜ、こんなに「特別」なことが多いのだろうか?と不思議に思う.

・・・・・・・・・

そんなシリーズを書きたくなったが、第一回として「精神病患者の入院日数」を示してみたい。

Photo

世界の全部の国を挙げているわけではないが、このグラフを見ると、主要な先進国の精神病の入院日数が1週間ぐらいなのに、イギリスが2ヶ月、ところが、日本だけは1年なのだ!

平均から見て20倍、イギリスを除けば50倍も違う!

日本だけがまったく別世界であるというのには、多くの理由がある。もともと日本人の精神病は治りにくい、医者が慎重だ、入院ベッドが空いている、精神病院に行ったら注射をされぼーっとしてそれで人生は終わり・・・などが言われている。

でも、この「特別」の底にあるものは、日本人の精神病に関する「特別」な感覚にあるだろう(と言われる).つまり、数ある病気の中でも精神病だけは「特別」な病気と思っているからだと考えられている.

人間は壊れやすい材料でできているし、その機能(働き)は非常に複雑だ。だからしょっちゅう、故障(病気)をする。そして故障の内でも足を折ったとか胃潰瘍になったということと、頭が故障した状態(精神病)と本質は同じである.でも、人間は精神的な動物だから違って見える。

足を骨折すると歩けないけれど外から見えるから「足が治れば歩くことができる」とすぐ思う.胃潰瘍でも痛みがとれご飯が美味しくなれば治ったことを理解できる.

精神病も同じだから、1週間も入院するとおおよそ元気になり、退院する・・・それが欧米で、虫垂炎手術で1週間入院して治ったらでるのと同じだ。その後は少し自宅療養が必要かもしれないが、医師のもとは離れることができる。

ところが「精神病」は長くかからないと治らないという先入観を日本人は持っていて、それがこんなに長い「特別」な入院期間になっている.

慎重といえば慎重、でもなにか日本社会の閉鎖性も感じる.

(平成23126日 執筆)