遠い遠いところは別にして、自分の目の届くところ、自分の五感が感じるところ、自分の頭の及ぶところ、そこをすべて自分のものにしたローマ貴族。
彼らはワインを飲む銀杯に次のように彫り込んだ.
“Memento mori! Carpe diem!”
(自分はいつか死ぬことを忘れるな! 今を楽しめ!)
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もちろん、アジアにもさらに優れた詩がある。
少年易老學難成
一寸光陰不可輕
(少年老いやすく学なりがたし、一寸の光陰、軽んずべからず)
時は過ぎていく。そして決して戻ることはない.だから、今を楽しみ、今、勉強する以外にはない。
この世に目的というものは存在せず、幸福も不幸もない。ただ、時が過ぎていくだけだ。
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そして私はつぶやく。
「今日一日、無事に終わった。さあ、寝よう。明日が来るとすれば、それは幸運だ」
(平成22年8月15日 執筆)