8月6日から15日の間は原爆投下の日から終戦まで戦争のことを思い出す日々である.

明治維新以来,日露戦争の二〇三高地の激戦に始まり,ガダルカナルの殲滅戦,そして終戦までおおくの祖先の血が流れた.

祖先はなぜ,血を流したのだろうか? それは日本の軍部に命令されたからではない.ヨーロッパ,アメリカが世界中を植民地にした時代,アジア,アフリカ,南アメリカで完全な独立を保ったのは,日本ただ一カ国であり,それは祖先の血で確保されたものである。

二〇三高地に突撃した兵士は,日本を守ろうとして突撃した.

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広島に原爆が墜ちたのは,アメリカが落としたからであり,日本が戦争したからではない.戦争は別の理由でおこなわれ,無辜の市民を大量に虐殺したのはアメリカである.

間違ってはいけない.日本の軍隊に責任があって広島に原爆が墜ちたのではなく,大量殺戮を何とも思わなかったアメリカがやったことである。

アメリカが原爆を落とさなければ,広島にも長崎にも原爆は落ちていない.我々はアメリカに原爆を2つ落とす権利を有する。

なぜ,日露戦争になったのか? それは,当時のロシアとイギリスが世界を南北に占領しようとした勝手な協定に,アジアの一国の日本が反したからであり,正義はアジア側にある.

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広島市がアメリカ人を住まわせたり,原爆の日の前後にアメリカ人を広島に宿泊させている.広島市長はなにを考えているのだろうか? 私には信じられないことだ.

殺人犯が逮捕されたとする。その犯人は自分の妻子を殺害した.犯人がどんなに謝っても,私はその犯人を自分の家に泊めることはもとより,家に入れることすら拒否する。

殺された私の妻は,自分を殺した犯人を家に入れるなど,ゼッタイに許さないのは,当然だ.

殺人犯は広島から遠く離れて欲しい.本来ならアメリカ人は,日本にも来て欲しくない.

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現在の日本がこれほど繁栄しているのはなぜだろうか?アジアでただ一カ国,サミットに首相が参加している理由はなんだろうか?

われわれはそのことを十分に考えなければならない.それは,ヨーロッパやアメリカの「植民地」にならなかったからだ.

たとえば,ベトナム人は日本人と甲乙つけがたい優れた民族で,結束力も強い.でも,あれほど長い間,植民地となり,アメリカの戦場となれば疲弊する。現在のベトナムが経済的に日本に劣るのは,植民地になったからである.

日本のいわゆる有識者はなにを勉強したのだろうか?と時々,思うことがある.なぜ国民の税金を頂いて国立大学で勉強したのだろうか? それは税金で近代史を学び,我々の祖先が何に対して血を流したのかを知り,それに報いるためではないのか?

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私が温暖化は日本にとって良いことだという一つの理由は,私たちの祖先の血をムダにしないためだ。たとえCO2で温暖化し,それで被害が出ても,日本に被害がでるのは,祖先が血を流した相手,アメリカ,中国,そしてロシアが苦しんでから30年はかかる.

日本は四面を海に囲まれている。その自然の要害を真の意味で活かすことができる具体的手段,それが温暖化なのである。

温暖化が本当であれば,天佑である。

日本の指導者は,もっと祖先のことを考え,孫のことを考えて貰いたい.NHKは,日本の祖先も孫も見捨てて,ホッキョクグマの孫やツバルの孫を守ろうとしているが,断固,許せない.

まずは,NHKが普通の局と同じように,番組で勝負をして「自由契約」にする事だが,腐りきっているNHKはその度胸も,製作力もない.最近ではお客さんである国民を脅しにかかっているが,このようなことで日本国の将来を明るくすることはできない.

(平成2187日 執筆)