選挙の争点は「政権交代」ではない.「政権交代」というのは結果であって,選挙民が判断するものではない.

日本の政治は民主党の政策が良いと「判断」して投票した結果,ことによったら「政権交代」という結果になるということだ.

早い話,自民党と民主党の政策がまったく同一なら,看板の掛け替えに過ぎず,自民党の中の「造反派」の方が民主党より政策が違うかも知れない。

だまされてはいけない。

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私が選挙で投票する候補者は「税金を貰わない議員」である.私の選挙区に「私は当選しても納税者と同じ生活をする」という候補者がいなければ棄権する。

衆議院議員は,納税者の代表である。その議員が税金を年間4000万円もらい,年金を1億円貰い,さらに黒塗りの車にふんぞり返っているのでは,我々の代表にはなり得ない.

すぐに高級官僚に取り込まれて,我々を裏切るに相違ない.

今の日本は民主主義であり,明治時代ではない.政治家が「偉い」とすればそれは大邸宅に住んでいるとか,お抱えの運転手がいるということではなく,逆に,自らの栄達やお金を考えずに,納税者の代表をしてくれるからだ.

選挙が衆議院議員の「就活」になって貰っては困るのである.なにしろ当選すれば何年かの高給を取れ,党議に従って入れば安泰などという楽な商売があるだろうか?

だからこそ,候補者は選挙の時にはあれほど頭を下げ,体力の限りを尽くすのである.

(平成21726日 執筆)