電気自動車が「走行中にはCO2を出さない」と報道され,「温暖化に貢献する自動車」ということになった. そこで,補助金(税金)も投入され,自治体は電気自動車の購入に走り始めている。
日本政府は,電気自動車の特別扱いを止め、「使用中にCO2を出さない工業製品」に補助金を出す検討を始めた.候補として次のものがあげられている。
1) 白熱電球 点灯中にCO2を出さない.
2) テレビ 視聴中にCO2を出さない。
3) 電気コンロ 使用中にCO2を出さない(ガスコンロは禁止の方向へ)
4) その他 電気電子機器のすべて
この措置により,日本の発電量はアメリカ並みになり,CO2の総排出量は現在の1.3倍になる予定である。
日本政府は「使用中にCO2を出さない」のに,なぜ「日本全体のCO2が増えるのか」の謎について,至急、国立環境研究所で検討するように指示した.
(注) 電気自動車が「走行中にCO2を出さない」という意味は,ガソリン自動車のように自動車自身からはCO2を出ないことを意味している。 当然、発電所からはそれに相当するCO2が出るが,政府は,CO2は気体であるが,固体のように動かないので,電気自動車が使う電気は発電所から出ても,空気には混じらないという。
(注) NHKが電気自動車を「走行中にCO2を出さない」と報道したことについて,放送倫理委員会は自動車会社との癒着について,調査に入る.
(平成21年1月22日 発信)